各業種における電力消費比率

業務用エアコンの入れ替えにおける最大のメリットは電気代の削減です。
ただし、業務用エアコンにどれぐらいの電気代がかかっているかは分かりにくいものです。しかも、業種によって使用割合も変わってきます。こちらのページで業種毎の電力消費比率グラフを参考に電気代の削減方法を検討してみて下さい。

飲食店の場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

24時間型のファミリーレストラン・昼型のカフェ・夜型の居酒屋やレストランなど営業スタイルにより営業時間帯が異なり、外気温や入客状況に応じて電力消費の状況は大きく異なります

  • 飲食店における電力消費比率①
  • 飲食店における電力消費比率②

電力消費の内訳(ピーク時:20時前後)

飲食店における電力消費の内訳

空調照明 約75%

電力消費のうち、空調が約46%、照明が約29%。
これらを合わせると電力消費の約75%を占めます。

飲食店の節電対策は空調・照明の電力使用を
見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。
  • フィルターを定期的(2週間毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 室外機周辺の障害物を取り除く。

最新の業務エアコン・LED照明に入れ替えて電気代を削減できます!

オフィスビルの場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

オフィスビルにおける電力消費比率

オフィスビルの場合、昼間の時間帯に高い電力消費が続きます。

※出典:資源エネルギー庁推計

電力消費の内訳(ピーク時:14時前後)

オフィスビルにおける電力消費の内訳

空調照明OA機器
約88%

電力消費のうち、空調が約48%、照明及びOA機器(パソコン、コピー機等)が約40%になります。
これらを合わせると消費電力の約88%を占めます。

オフィスビルの節電対策は空調・照明・OA機器
電力使用を見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。特に、昼休みは完全消灯を心掛ける。
  • フィルターを定期的(1ヶ月毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 室外機周辺の障害物を取り除く。
  • 退社時にOA機器の電源を忘れずに切る。

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卸・小売店の場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

卸・小売店における電力消費比率

卸・小売店の場合、建物の内部が広くドアが開けっ放しになることも多く、冷暖房時に効率が悪くなります。
そのため、昼間の時間帯に高い電力消費が続きます

※出典:資源エネルギー庁推計

電力消費の内訳(ピーク時:14時前後)

卸・小売店における電力消費の内訳

空調照明冷凍冷蔵
約83%

電力消費のうち、空調が約48%、照明が約26%、冷凍冷蔵(ショーケース等)が約9%になります。
これらを合わせると消費電力の約83%を占めます。

卸・小売店の節電対策は空調・照明
電力使用を見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。
  • フィルターを定期的(2週間毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 搬入口やバックヤードの扉を必ず閉め、売場の冷気流出を防止する。
  • 室外機周辺の障害物を取り除く。

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医療機関の場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

医療機関における電力消費比率

医療機関の場合、安全面・衛生面を考えると冷暖房を使用することが多く、春や秋でも使用する時間が長いと言えます。
そのため、昼間の時間帯に高い電力消費が続きます

※出典:資源エネルギー庁推計

電力消費の内訳(ピーク時:14時前後)

医療機関における電力消費の内訳

空調照明 約75%

電力消費のうち、空調が約38%、照明が約37%。
これらを合わせると消費電力の約75%を占めます。

医療機関の節電対策は空調・照明
電力使用を見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。
  • 病棟では可能な限り天井照明を消灯し、スポット照明を利用する。
  • フィルターを定期的(1ヶ月毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 診療部門(検査、手術室等)、厨房、管理部門等、場所毎に適切な温度設定を行う。
  • 室外機周辺の障害物を取り除く。

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学校・教室の場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

学校・教室における電力消費比率

学校の場合、教室・職員室・廊下等の照明を使用している時間が長いため、昼間の時間帯に高い電力消費が続きます。また、夜間の消費電力は昼間に比べ10%程度になります。

※出典:資源エネルギー庁推計

電力消費の内訳(夏期就学日のピーク時:14時前後)

学校・教室における電力消費の内訳

空調照明 約76%

電力消費のうち、空調が約7%、照明が約69%。
これらを合わせると電力消費の約76%を占めます。
教室部分に空調を設置していない場合が多いため、照明の比率が高くなっています。ただし、空調を設置している場合は空調の比率が高くなります。

学校の節電対策は空調・照明
電力使用を見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。
  • 特別教室(理科室・音楽室・コンピュータ室等)は連続利用する。
  • フィルターを定期的(1ヶ月毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 点灯方法や使用場所を工夫しながら体育館の照明を1/4程度間引きする。

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食品スーパーの場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

食品スーパーにおける電力消費比率

食品スーパーの場合、人の出入りが激しいため冷房の効率が悪く、衛生面を考えると温度設定を低めに設定することが多いと言えます。
そのため、昼間の時間帯に高い電力消費が続きます

※出典:資源エネルギー庁推計

電力消費の内訳(ピーク時:14時前後)

食品スーパーにおける電力消費の内訳

空調照明冷凍冷蔵 
約84%

電力消費のうち、空調が約25%、照明が約24%、冷凍冷蔵(ショーケース等)が約35%になります。
これらを合わせると電力消費の約84%を占めます。

食品スーパーの節電対策は空調・照明
電力使用を見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。
  • フィルターを定期的(2週間毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 搬入口やバックヤードの扉を必ず閉め、売り場の冷気流出を防止する。
  • 室外機周辺の障害物を取り除く。

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ホテル・旅館の場合

1日の電気の使われ方(夏期のピーク日)

ホテル・旅館における電力消費比率

ホテル・旅館の場合、人の出入りが激しいため冷暖房の効率が悪く、宿泊客が空調や照明を操作するため管理がしづらいと言えます。
そのため、夜間以外は高い電力消費が続きます

※出典:資源エネルギー庁推計

電力消費の内訳(ピーク時:14時前後)

ホテル・旅館における電力消費の内訳

空調照明 約57%

電力消費のうち、空調が約26%、照明が約31%。
これらを合わせると電力消費の約57%を占めます。

ホテル・旅館の節電対策は空調・照明
電力使用を見直すことが非常に効果的です。

下記の取り組みで節電することができます。

  • 使用していないエリアの照明や空調を停止する。
  • 宴会場の準備、片付けの際には一般照明のみ点灯し、演出照明(シャンデリア等)は消灯する。
  • フィルターを定期的(2週間毎)に清掃する。
  • カーテン・断熱フィルムを活用する。
  • 宿泊客への協力要請を通じて、客室の空調・照明を抑制する。
  • 室外機周辺の障害物を取り除く。

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