業務用エアコンの選び方
「学習塾・教室」

学習塾・教室に業務用エアコンを設置する際のポイント

学習塾・教室に業務用エアコンを導入する際は、どのようなことを意識しておけばよいのでしょうか。
気を付けておいたほうがよい主なポイントは以下のとおりです。

ポイント①運転音が静かなタイプを選ぶ

1つ目のポイントは、運転音が静かなタイプを選ぶことです。
業務用エアコンの運転音が大きいと、生徒の方が音を気にしてしまうことで勉強に集中できない場合があります。
生徒の方の学習に邪魔にならず、集中できる快適な環境を作り出すためには、なるべく運転音が静かなタイプを選ぶことをおすすめします。

ポイント②温度制限や操作ロック機能が備わったタイプを選ぶ

2つ目のポイントは、温度制限や操作ロック機能が備わったタイプを選ぶことです。
学習塾・教室で快適に過ごすためには、快適な温度を保つことが重要です。
誰でもエアコンの温度や設定が変更できるようになると、室温が暑すぎる・寒すぎるといった状態になることから、生徒の方が勉強に集中できない可能性があります。
そのため、講師のみが温度や運転を切り替えられるようにすることで、常に快適な温度を保てるようになります。

ポイント③風が人に直接当たらないようにする

3つ目のポイントは、風が人に直接当たらないようにすることです。
業務用エアコンは、家庭用エアコンよりも高い出力があることが一般的です。
風が直接当たってしまうと勉強に集中できないだけではなく、体調を崩してしまうことも考えられます。
そのため、風が人に当たりにくい機能が搭載された業務用エアコンを選ぶことや、人が集まりやすい場所への設置は避けることをおすすめします。

学習塾・教室におすすめのタイプ

業務用エアコンの形（タイプ）はこちら

学習塾・教室におすすめの業務用エアコンの機能

人・温度感知センサー

「冷やしすぎ」「暖めすぎ」を防止する機能です。授業中は机に向かって集中をする必要がありますが、ジッとしていると寒くなったり、暖房のせいで空気がこもるような状態になり頭がボーっとするなど、空調ひとつで勉強の集中度合いが左右されかねません。
また、直接風が体にあたることで疲労感を招いたり、プリントやノートが"ヒラヒラ"するなど授業の妨げとなりがちです。特に教室は風を遮るものがなく、空調が効きやすいので自動で風量や風向きを調整してくれる機能が役立ちます。

空気清浄機能

多くの子どもが集まる環境は、感染症やウイルスの蔓延など注意が必要です。子どもを預ける親御さんとしては、多くの心配を抱えていらっしゃると思います。そのような心配を少しでも和らげることで、親御さんからの信頼は高くなるものです。
そこで空気清浄機能によって、ウイルスや菌を抑制し常に清潔な環境の維持が可能になります。
例えば、ダイキンの「光速ストリーマ」の場合、フィルターで集めるだけでは防ぎきれない有害物質やニオイの原因を、電子の放電により芯まで分解・除去します。
また、三菱電機の「電気集じん器」の場合、PM2.5など微小粒子まで除去できる上に、フィルターに1度通すだけでなく、繰り返し通過させるサイクル光脱臭システムによってニオイを元から取り除きます。

室内の面積に合った業務用エアコンの馬力

室内の広さに合った業務用エアコンの馬力の目安は以下のとおりです。
導入の際にぜひ参考にしてみてください。

床面積	馬力
10～30㎡	1.5～2.0馬力
25～40㎡	2.3～2.5馬力
35～70㎡	3～4馬力
60～100㎡	5～6馬力
100～145㎡	8～10馬力

業務用エアコンの能力（馬力）

学習塾・教室での施工実績

学習塾・教室の業務用エアコンを選ぶ際は快適性を重視する

いかがでしたでしょうか。
学習塾・教室では、生徒の方が勉強に集中しやすい快適な環境を作ることが重要です。
業務用エアコンにはさまざまなタイプがありますが、なかには学習塾・教室におすすめの機能を搭載したものがあります。
たとえば、運転音が静かなタイプや操作ロック機能が搭載されたタイプを選ぶことで、生徒の方は快適に過ごせるようになることでしょう。
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