台風・大雨のエアコントラブル

8月後半より台風に見舞われる日本列島。近年では台風だけでなく豪雨災害が数多く発生し、大きな被害をもたらしています。

台風時に使用すると故障しやすくなる?

意外と知られていないのですが、台風の日にエアコンを使うと故障する可能性が高くなります。

大体の室外機は、雨、風、暑さ、寒さ、そして揺れに関するテストをクリアし、過酷な環境でも常に安定した能力を発揮できるよう設計されています。しかし、地震や台風、大雨などの災害時には、室外機に問題がなくても物体の落下や飛来、衝突など、周囲からの影響を受ける可能性があります。

一般的な台風だと強風が吹き荒れ、室外機の中の回転しているファンに強い風が当たれば高い負荷がかかり、モーターの破損やブレードの破損、最悪の場合には冷媒漏れなどの被害を起こしてしまいます。モーターやファンの破損なら部品交換で何とかなりますが、冷媒が漏れてしまうと修理では対処できません。室外機の全交換、古い機種ならエアコンそのものの交換が必要になってしまいます。台風や暴風雨で砂やゴミなどがエアコンの室外機内部に入り込み故障に繋がることもあるので、大型で勢力の強い台風の時は、エアコンの使用は極力は控えましょう。

台風や地震などによる室外機の転倒・位置ずれ

近年は想定外の規模の台風が発生しており、室外機の位置ずれや転倒は珍しいことではなくなってきています。位置がずれただけでも、室内機と繋がる配管が割れたり外れたりすることがあるので、一見して異常が見られなくてもそのまま使うのは避けましょう。

室外機が転倒した場合、絶対に自分で起こさないようにしましょう。自分で室外機を起こそうとすると、室外機の転倒により室外機と室内機を繋ぐ冷媒配管に負荷がかかり、その時にできた亀裂や穴から冷媒が漏洩する可能性があります。小さな亀裂や穴から勢いよく噴き出る冷媒はマイナスの温度になっていることもあり、触れてしまうことで負傷に繋がることがあります。また、漏電などのリスクがあるほか、室外機自体も重量があって危ないので、自分で動かそうとせずにメーカーや修理業者に相談しましょう!

室外機の転倒防止のために

室外機の転倒防止のために、下記内容を実施してみて下さい。エアコンを新規で設置する場合は取り付け業者と相談し、できるだけ風の影響を受けにくい場所に室外機を置くようにしましょう。

①風向きを考慮した設置

設置スペースの融通が利く場合、その地域の日頃の風向きの傾向を確認し、エアコン設置時に、面積が広い室外機の正面、背面が風を受けない向きにましょう。

②コンクリート製の置台を使う

多くの場合、樹脂性の軽い置き台が使われますが、強風が吹く場所に室外機を設置する場合は、コンクリート製の重い置き台を採用することをお勧めします。また、コンクリート製の置き台の下にゴムでできた防振パッドを敷くと、強風によるズレの防止にもなりますので効果的です。

大雨による室外機の浸水・水没

室外機が浸水した場合、エアコンの使用をすぐに中止し室内機の電源を抜くかブレーカーを切りましょう。電気回路の部品に水が入ってしまった場合、一度乾いても漏電や発火などが起きる可能性があります。また、泥などの不純物がモーターの不具合の原因になることもあるため、注意が必要です。浸水や漏電に備えるためには、土のうで室外機を囲んでおくと、水没のリスクを抑えることができます。

停電した時の対策

動作中に電気が供給されなくなっても、大きな問題はありません。ただし、機種によっては電力復旧時に運転の再開に伴って過電状態となり、負荷がかかることで故障してしまう場合があります。停電が発生した場合は電源プラグを抜いておくと安心です。エアコン専用のブレーカーがある場合は、こちらも切っておきましょう。

エアコンを設置する際、ついつい室内機のことばかり考えてしまいがちですが、室外機も重要です。寒さに強いものなど、室外機にも環境に特化した性能があるので、ぜひチェックしてください!

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