夏本番!熱中症にご注意を!

近年、夏場は35度を超える猛暑日や40度に迫る酷暑日が当たり前となり、熱中症のリスクは年々高まっています。 熱中症といえば「屋外での作業中や運動中に起きるもの」というイメージを持たれがちですが、実は熱中症搬送者の約4割は「室内(住居・オフィス・店舗・工場など)」で発生しています。

オフィスや店舗を管理する企業にとって、熱中症対策は従業員の健康を守るだけでなく、法的な「安全配慮義務」を果たす上でも極めて重要な経営課題です。

【この記事の結論:職場・店舗での熱中症対策ポイント】

  • 温度・湿度管理: 室温だけでなく「湿度50〜60%」を保ち、体感温度を下げる。
  • 気流の活用: サーキュレーターを併用し、オフィスや店舗内の「冷えムラ」を解消する。
  • 事前メンテナンス: 夏本番前に業務用エアコンのフィルター掃除と点検を実施し、猛暑日の突然の故障を防ぐ。

本記事では、業務用エアコンの効果的な活用方法と、真夏のトラブルを防ぐ環境づくりについて詳しく解説します。

職場・店舗で「室内熱中症」対策が急務な理由

なぜ今、企業や店舗でこれまで以上に熱中症対策が求められているのでしょうか。主な理由は以下の3点です。

1. 室内でも条件が揃えば熱中症になる

室内であっても、「高い気温」「高い湿度」「無風状態」の条件が揃うと、体内の熱が放出できなくなり熱中症を発症します。特にパソコン等の精密機器が多く発熱するオフィスや、厨房のある飲食店、ガラス張りで直射日光が入る店舗などは注意が必要です。

2. 企業の「安全配慮義務」とリスク管理

労働契約法第5条により、企業には「労働者が生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をする義務(安全配慮義務)」が定められています。 職場環境の悪化により従業員が熱中症で倒れた場合、企業の管理責任が問われるケースもあります。また、体調不良による生産性の低下や欠勤の増加は、事業活動そのものへ大きな打撃となります。

3. 「熱中症警戒アラート」への迅速な対応

気象庁・環境省から発表される「熱中症警戒アラート」や「特別熱中症警戒アラート」が出された際、即座に室内環境を最適化できる空調設備が整っていることが不可欠です。

業務用エアコンを活用した効果的な熱中症対策4選

ただエアコンの設定温度を下げるだけでは、冷えすぎによる体調不良(冷房病)を引き起こしたり、電気代が跳ね上がったりしてしまいます。業務用エアコンを賢く使って快適な環境を作りましょう。

①「設定温度」ではなく「体感温度」と「湿度」を管理する

一般的に推奨される「室内温度28度」ですが、湿度が高いと28度でも蒸し暑く感じ、熱中症リスクが高まります。 エアコンの除湿機能を活用し、「湿度50%〜60%」を目安にコントロールしてください。湿度が5%下がるだけで、体感温度はぐっと下がります。

② サーキュレーターや風向き調整で「冷気のムラ」をなくす

冷たい空気は重いため床付近に溜まりやすく、暖かい空気は天井付近に溜まります。 業務用エアコンの風向きを「水平」に設定し、サーキュレーターやシーリングファン(天吊りファン)を併用して室内全体の空気を循環させましょう。デスクごとの「寒すぎる・暑すぎる」といった温度ムラが解消されます。

③ 1〜2週間に1回のフィルター清掃

フィルターがホコリで目詰まりしていると、エアコンの風量が落ち、いくら設定温度を下げる・風量を強くしても冷えない状態になります。 効率的に部屋を冷やすため、そして電気代を抑えるためにも、夏場は1〜2週間に1度のフィルター清掃を行いましょう。

④ 適切な換気と冷房のバランス

感染症対策やCO2濃度上昇を防ぐための換気は重要ですが、窓を開けっぱなしにすると冷気が逃げ、熱中症リスクが上がります。全熱交換器(ロスナイ等)などの高効率換気設備を導入するか、短時間の換気をこまめに行う工夫が必要です。

熱中症リスクを一気に高める!業務用エアコンの「故障サイン」

「エアコンをつけているのに室内が冷えない」という場合、エアコン内部でトラブルが発生している可能性があります。以下のような症状が出たら要注意です。

  • 風量は強いのに、ぬるい風しか出ない(ガス漏れやコンプレッサーの不調)
  • エアコンから異音や異臭がする(モーターの劣化やカビの繁殖)
  • エラーコードが表示されて突然停止する(基板のトラブルや室外機の排熱不良)

猛暑日に業務用エアコンが故障して完全にストップすると、店舗であれば営業停止(休業損害)、オフィスであれば業務中断や従業員の熱中症発生に直結します。

参考:なぜ業務用エアコンは夏に故障しやすいのか

最後に:夏本番前の定期点検と計画的な入れ替えを

熱中症から従業員やお客様を守り、安心・安全に事業を継続するためには、夏本番を迎える前の「エアコンの動作確認(試運転)」と「定期的なメンテナンス」が欠かせません。

もし設置から10年以上が経過しているエアコンをお使いの場合、猛暑のフル稼働に耐え切れず突然故障する危険性が高まります。また、最新の省エネエアコンに入れ替えることで、冷房効率が格段にアップし、熱中症予防と同時に電気代の削減も実現できます。

ACNエアコンでは、急な故障や高額な修理費用に悩まされない「メンテナンス付きの業務用エアコンリースプラン」をご用意しております。専門スタッフによる事前の現地調査や導入のご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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