
「久しぶりにエアコンを使おうとしたら、電源が入らない」というトラブルは、夏場や冬場の使い始めに非常に多く発生します。電源が入らない状態ではどうすることもできず、業務や生活に支障が出て焦ってしまう方も多いはずです。
本記事では、エアコンの電源が入らない具体的な原因と、今すぐ自力で解決できる対処法を明確に解説します。
目次
この記事の結論(要約)
- 電源が入らない原因の大部分は「リモコンの電池切れ・故障」または「ブレーカーの遮断」です。
- リモコンの画面が表示されない場合は、電池を交換し、必ず「リセットボタン」を押してください。
- リモコン操作が効かない場合、エアコン本体の「応急運転スイッチ」を押して本体の故障有無を切り分けます。
- 自分で内部掃除をした直後の電源トラブルは、基板のショートによる故障の可能性が極めて高いです。
- 本体の修理費が高額になる場合や、耐用年数を超える場合は、初期費用0円のリース買い替えが圧倒的にお得です。
エアコンの電源が入らない主な原因
エアコンの電源が入らない場合、原因は「リモコン側」と「エアコン本体側」のどちらかに大きく分かれます。
1.リモコンの電池切れ・故障
長期間使用していなかったエアコンで最も多い原因は、リモコンの電池切れです。画面に何も表示されていない、または表示が薄い場合は電池の寿命です。また、電池の液漏れや落下によるリモコン自体の故障も頻繁に発生します。
2.コンセントの抜け・ブレーカーの遮断
オフシーズン中にエアコンのコンセントを抜いていて、そのまま忘れているケースです。また、他の消費電力が大きい家電(電子レンジやドライヤーなど)と同時に使用したことで、エアコン専用のブレーカー、あるいは建物全体のブレーカーが落ちている状態です。
3.本体基板のショート・故障
エアコン本体の制御基板が故障している状態です。特に「市販の洗浄スプレー等でご自身で内部を掃除した直後」に電源が入らなくなった場合は、電子基板に水分が付着してショートしたことが確定的です。
電源が入らないときにすぐ試すべき対処法(症状別)
原因を特定し、適切に対処するための手順を症状別にまとめました。以下の表を参考に、順に確認を行ってください。
| 確認する症状 | 考えられる原因 | 具体的な対処法・確認手順 |
| リモコンの画面が消えている | 電池切れ・接触不良 | 新品の電池に交換し、必ずリモコンの「リセットボタン」を押す |
| リモコンの画面は表示される | 送信部の故障 | スマホのカメラ越しにリモコン先端を見て、ボタンを押した際に光るか確認する |
| コンセントが抜けている | 電源の未供給 | エアコン専用のコンセントにしっかりプラグを差し込む |
| リモコンは正常だが動かない | 本体側の受信異常・故障 | エアコン本体の「応急運転スイッチ」を押して稼働するか確認する |
エアコン本体の「応急運転スイッチ」で故障を切り分ける
リモコンの電池を替えても動かない場合は、エアコン本体の前面パネルを開け、「応急運転スイッチ(または自動運転ボタン)」を押してください。
応急運転スイッチを押してエアコンが正常に稼働する場合、本体は正常であり「リモコンの故障」です。リモコンを新調するだけで解決します。一方、応急運転スイッチを押しても全く反応しない場合は「エアコン本体の故障(基板不良など)」です。専門業者による修理や交換が必須となります。
自分でエアコン掃除をした直後の電源トラブルへの注意点
フィルターだけでなく、内部のアルミフィンやファンを市販の洗浄スプレーで掃除した直後に電源が入らなくなった場合、洗浄液や水分が電子基板に付着し、ショートを引き起こしています。
この状態ですぐに電源を何度も入れ直すと、完全に基板が焼け焦げて発火する危険性があります。まずはコンセントを抜き、半日から1日程度しっかりと自然乾燥させてください。完全に乾燥させた後に再度電源を入れても動かない場合は、基板の交換修理が必要です。こうしたリスクを防ぐため、ご自身での手入れは「フィルター掃除のみ」に留めるのが鉄則です。
修理と買い替えの損益分岐点・費用比較
本体の故障が確定した場合、「修理」するか「買い替え」するかの判断が必要です。以下の表で損益分岐点と費用を比較します。
| 項目 | 修理(基板交換など) | 買い替え(新規導入) |
| 費用の目安 | 20,000円〜50,000円程度 | 100,000円〜(機種・容量により変動) |
| メリット | 初期支出を安く抑えられる | 最新の省エネ機種で電気代が大幅に下がる |
| デメリット | 他の部品が連鎖的に故障するリスクがある | まとまった初期費用が必要になる |
| 選択の目安 | 購入から5年以内の機器 | 購入から7〜10年以上経過している機器 |
エアコンの設計上の標準使用期間は約10年です。購入から7年以上経過しているエアコンで基板故障が発生した場合、修理をしてもすぐに別の部品(コンプレッサーなど)が寿命を迎えるため、買い替える方が最終的なコストを確実に安く抑えられます。
高額な修理になるなら「初期費用0円」のリース導入が最適
特に店舗やオフィスなどの業務用エアコンの場合、修理費用や新品への買い替え費用は家庭用以上に高額となります。「買い替えたいが、まとまった初期費用が用意できない」という課題を解決するのが、ACNが提供する業務用エアコンのリースプランです。
ACNのリースプランなら、初期費用0円で最新の省エネエアコンを導入できます。最新機種への入れ替えにより電気代が大幅に削減されるため、月々のリース料を電気代の削減分で相殺することも十分に可能です。エアコンの電源が入らずお困りの際や、高額な修理費用を提示されて悩んでいる場合は、ぜひACNの無料現地調査・お見積もりをご活用ください。
よくある質問(FAQ)
Q. エアコンの電源が入らないのに、ランプだけが点滅しているのはなぜですか?
エアコン本体が異常を検知し、エラーを知らせている状態です。点滅の回数やパターンによって故障箇所が異なります。取扱説明書やメーカーの公式サイトでエラーコードを確認し、それに従った対処を行ってください。
Q. ブレーカーが何度も落ちてエアコンの電源が入らない場合はどうすればいいですか?
エアコン内部のコンプレッサーの故障や、配線のショートによる漏電が発生している危険性が極めて高いです。火災に繋がる恐れがあるため、直ちにエアコンのプラグをコンセントから抜き、専門の修理業者へ点検を依頼してください。
Q. リモコンの画面は表示されているのにエアコンが全く反応しない原因は何ですか?
リモコンの「赤外線送信部」が故障している、もしくはエアコン本体の「赤外線受信部」がホコリや汚れで塞がっていることが原因です。スマートフォンのカメラでリモコンの送信部を覗き込みながらボタンを押し、光が見えなければリモコンの故障です。