台風前にはエアコン対策を!

9月、10月は台風が発生しやすい時期です。台風の時は湿度も高く、気温も高いので、エアコンを使って「冷房」や「除湿」運転すると思います。しかし、台風が来ると思わぬエアコントラブルが発生することがあります。強風により、室外機の中にあるファンに強い負荷を与えてしまい、モーターの破損やブレードの破損、最悪の場合には冷媒漏れなどの被害を起こしてしまいます。

 

強風による室外機の故障・破損

エアコンの室外機はモーターを動かしてファンを回し、室内機に空気を送り込んでいきます。台風時に使っていると回っているファンに台風からの強い風が直接あたり、ファンにモーターからの力と強風からの力がファンをはさむ様にあたり、結果ファンが割れてしまったり、折れてしまったりしてしまう可能性があります。また、ファン自体に何もおきなかったとしても、モーターに負荷がかかって、モーターが逆回転したり、ファンに力が伝わらなくなりファンが止まってしまうこともあります。

雨による室外機の故障

台風時に大量の雨が降ってしまい、室外機が水につかってしまうというケースがあります。基本的に電磁系部品には防水加工がされていないので、故障してしまう可能性が高いです。また、流れてくる水には泥、ゴミなどには様々なものが混ざっているので、それが電気回路に付着するとさびたり漏電しやすくなります。

冷媒漏れ

冷媒とは、冷たい風を出すために使用される部分でエアコンを使用するうえで最も大切なものといわれています。モーターファンの破損であれば、部品交換や修理でなおりますが、冷媒漏れを起こしてしまうと修理では対応できません。室外機のすべてを交換したり、古い機種であればエアコン自体を交換しなくてはいけません。

ボコボコ異音が聞こえる

台風によるエアコンのトラブルで多くみられるのが、ボコボコと異音がなるといった不具合です。強風の被害をうけるとドレンホース内の空気がうまく流れなくなってしまいます。水が溜まったままになってしまうと、カビが発生したり、ホコリが溜まったりします。そのため、汚れなどで空気がスムーズに流れず、ボコボコと音がなってしまうのです。

 

台風後のエアコンの確認ポイント

室外機のファンカバーの中にファンの回転を阻害するようなものが刺さっていないか

室外機の裏側や側面に葉っぱやゴミが付着していないか

 

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