業務用エアコンを設置する際の見積もりのポイント

新しい事務所での開業や事務所の改装を考えている方のなかには、業務用エアコンの導入や交換を検討される方もいらっしゃるでしょう。
業務用エアコンは安いものではないので、コスパよく導入するためには業者から正しい見積もりを出してもらうことが大切です。

本記事では、業務用エアコン導入時に出してもらう見積もりでのポイントや、業者選びのコツを紹介します。
業務用エアコンの導入をご検討の方は、ぜひ最後までご覧ください。

業務用エアコンの見積もり出してもらう際のポイント

はじめに、業務用エアコンの見積もりを業者に出してもらう際のポイントを紹介します。
4つのポイントがあるので、それぞれ説明していきます。

設置する環境を考慮する

見積もりを出してもらう際の1つ目のポイントは、業務用エアコンを設置する環境を考慮するということです。

住居で用いられる家庭用のエアコンと比べて、業務用エアコンは事務所・オフィスなどの広い空間で使用するので、稼働効率のよさが求められます。

事務所・オフィスの環境を考慮しないで業務用エアコンを設置すると、ある一定の場所のみに冷暖房が効きすぎることや、逆に効きが悪くなる場合があります。

業務用エアコンは、種類によって出力や機能に違いがあるので前もって設置環境を調べておき、エアコンの機種や設置数を考えて見積もりを出してもらうことが大切です。

初期費用・ランニングコストの計算をしておく

見積もりを出してもらう際の2つ目のポイントは、業務用エアコン本体にかかる金額や設置にかかる初期費用に加え、ランニングコストの計算をしておくことです。

コスパよく業務用エアコンを導入するためには、全体で見たときの費用が安くなっている必要があります。
たとえば、エアコン本体の値段が安くても設置にかかる工事費用が高額な場合や、消費電力が激しいエアコンであってはコスパがよいとはいえないでしょう。

業務用エアコンのなかには、従来のものと比べて消費電力を70~80%ほど節約できる省エネ性能が高いものもあります。
そのため、長期的に見ると本体代が高くなったとしても省エネ性能が高いものを購入するほうが、コスパがよい場合もあります。

このように、コスパよく業務用エアコンを導入するためには本体代や工事費用などの初期費用だけでなく、ランニングコストの計算をして見積もりを出してもらいましょう。

相見積もりをする

見積もりを出してもらう際の3つ目のポイントは、相見積もりをすることです。

相見積もりとは、さまざまな業者に対して同じ条件を説明して、各業者から見積もりを出してもらうことです。

ある1つの業者にのみ見積もりを頼んでしまうと、相場よりも高い費用が提示される可能性があります。
一方で、複数の業者から見積もりを取ってもらうことにより相場がある程度つかめることや、それによって安い業者を選べるなどのメリットが得られます。

業務用エアコンを導入する際は相見積もりを取って、最もコスパのよい業者はどこなのかしっかり検討しましょう。

実績やメンテナンスについて確認をする

見積もりを出してもらう際の最後のポイントは、取り付け工事の実績やメンテナンスについての確認をすることです。

業務用エアコンの取り付け工事は家庭用の場合と異なり、ただ設置するだけではありません。
設置する場所の気流の流れや太陽光による熱や人が集まった場合に発生する熱など、場所によって異なる熱負荷などを考慮し、室温にムラが出ないようにします。

これらを実現するためには高度な技術が求められるので、依頼者の意見や要望を尊重しているかどうかなど、信頼できる取り付け工事の実績があることは確認しておきましょう。

また、見積もりの時点で定期的なメンテナンスに対応してくれるかどうかを確認しておくことも重要です。
エアコンはデリケートな機械であり、ほこりやごみが溜まると稼働効率が落ちてしまうので、定期的なメンテナンスの対応が可能かどうかは確認しておきましょう。

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業務用エアコン業者の選び方のコツ

続いて、業務用エアコンの業者の選び方のコツを紹介します。
4つに分かれるので、それぞれ説明していきます。

空調機器設備業者を選ぶ

1つ目のコツは、空調機器設備業者を選ぶということです。
これは、業務用エアコンの設置をする業者を選ぶ際にまず確認しておきたい項目の1つです。

空調機器設置は電気工事業や管工事業に該当するので、会社のホームページや電話での問い合わせによって確認するようにしましょう。

空調機器設備業者とは、業務用エアコンの設置や工場などに用いられる大型換気扇の設置や、設備・施設内の空調工事をするなど、専門的な施工を行う業者のことを指します。

業務用エアコンを設置する際は、配管や熱源など建物内部の構造や建物ごとに適した配線方法を考えるなど、さまざまな専門知識が必要になります。
家庭用のエアコンの取り付け工事で必要な知識の内容や量とは大きく異なるので、空調機器設備業者を選ぶようにしましょう。

適切な見積もりの価格を提示する業者を選ぶ

2つ目のコツは、適切な見積もりの価格を提示する業者を選ぶということです。

複数の業者に見積もりを出してもらう際、提示された金額ではなく内訳に着目するようにしましょう。
なぜなら、古い業務用エアコンを新しいものに取り換える際、業者によって既存の配管・配線をそのまま使うか、それらを新しく取り換えるかどうかなどの判断は異なるからです。

この際、業者が提示した見積もりの内訳を「エアコン設置・部品代一式:○○円」のようにまとめている場合は、注意しましょう。
なぜなら、内訳を明確にしないことで、適正価格よりも水増しした料金を請求している可能性があるためです。

「エアコン本体代:○○円」「配管工事代:○○円」などのように、見積もりの内容が詳細に分かれている業者を選ぶことをおすすめします。

レスポンスが早い業者を選ぶ

3つ目のコツは、問い合わせをしてから見積もりをもらうまでのレスポンスが早い業者を選ぶということです。

お客様が問い合わせをしているのにその対応が遅い業者は、仕事においてあまりお客様を大切にしていないことが考えられます。
業務用エアコンは安くないものですし、ほこりやごみが溜まってしまった際にメンテナンスが必要です。

レスポンスが遅い業者を選んでしまうと、万が一業務用エアコンが故障してしまった場合の対応も遅いことが予想されます。

特に夏場での故障は早急に修理が必要な場面ですので、業務用エアコンの業者はレスポンスが早いところを選ぶようにしましょう。

対応が丁寧な業者を選ぶ

4つ目のコツは、対応が丁寧な業者を選ぶということです。

お客様に対して丁寧な対応ができない業者は、あまりよい業者とはいえないでしょう。
こちらの業者もレスポンスが遅い業者と同様、仕事においてあまりお客様を大切にしていない場合が多い傾向にあります。

また、業者に対する依頼者の感覚も非常に重要です。
特に理由があるわけではないけれど、「なんだかこの業者の人いやだな」と感じる場合もあるでしょう。

無料相談や見積もりのための現地調査の際にそのようなことを感じた場合は、別の業者を選ぶことをおすすめします。

業務用エアコンは、設置した後もメンテナンスや故障時の対応などで人間同士の関係は続くので、対応が丁寧な業者や接していて嫌な感覚にならない業者を選びましょう。

業務用エアコンの見積もりについて

今回は、業務用エアコン導入の見積もりを出す際や業者選びのポイントの説明をしました。

業務用エアコン導入の見積もりでは、本体価格や工事費用などの初期費用だけでなく、長期的にみてどのエアコンを設置するのが適切かを決めることが重要です。

また、業者選びでは空調機器設備業者であることや、お客様に対する対応が優れている業者を選ぶようにしましょう。

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